春になり暖かくなってくると、「そろそろ家庭菜園を始めてみようか…!」とワクワクしてきますよね!
でも実際にホームセンターに行ってみると、春から育てられる野菜の種類があまりに多くて、「どれを選べばいいの…?」と立ち尽くしてしまう方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、家庭菜園歴15年の金太郎が、春から始めるのにオススメの野菜を実もの2種・根もの7種・葉もの22種の合計31種類を厳選してご紹介します!難易度別の早見表や、初心者がつまずきやすいポイントの対策まで盛り込んでいるので、この記事を読めば「春に何を育てるか」がきっと決まりますよ。
それでは、金太郎と一緒に春からの家庭菜園を楽しんでいきましょう!
- 家庭菜園で春野菜を育てる魅力と栽培の基本ポイント
- 春から育てるオススメの実もの・根もの・葉もの野菜31種と難易度
- 各野菜のおすすめ品種と栽培時期・必要なスペース
- 初心者が春野菜選びで失敗しないための4つのポイント
家庭菜園で春から野菜を育てる魅力と基本ポイント
家庭菜園を始めるなら、春は絶好のスタートシーズンです!気候が穏やかで初心者でも育てやすく、種類も豊富!短期間で収穫できる野菜も多いので、家庭菜園デビューに本当にピッタリなんですよ。
ここでは、おすすめの春野菜を紹介する前に、知っておきたい春野菜の魅力と栽培の基本ポイントを軽くまとめておきますね!家庭菜園そのものの基本については、[家庭菜園の始め方完全ガイド]で詳しく解説していますので、そちらも合わせてチェックしてみてください!
①気候が穏やかで初心者でも育てやすい季節
春は気温も日照時間もちょうど良く、野菜たちがのびのび育ちやすい季節です。真夏のような猛暑も、真冬のような厳しい寒さもないので、初心者でもグッと管理しやすいんですよ。
例えばラディッシュやミズナのように、種まきから1〜2ヶ月で収穫できる野菜が春には多くあります!「家庭菜園を始めたけど、本当に収穫できるかな…」と不安な初心者でも、早い段階で収穫の喜びを実感できますよ。最初の一収穫が、家庭菜園を続ける一番のモチベーションになりますからね!
金太郎夏に一気に増える病害虫も、春先はまだ活発じゃないから、予防策がハマりやすいのも嬉しいポイント!
②春野菜の栽培カレンダー
本ブログでは、季節の区切りを「二十四節気」を基準に分類しています!「春」とは立春(2月4日頃)〜立夏前日(5月4日頃)のこと。気候のリズムと農作業のタイミングが一致する、家庭菜園にピッタリの分け方ですよ。
春野菜の植え付け・種まきは、地域によってベストなタイミングが異なります!下のカレンダーで、寒冷地・中間地・暖地それぞれの目安をチェックしてみてくださいね。


寒冷地(東北・北海道・標高の高い地域など)は晩霜のリスクがあるため、植え付け・種まきは4月以降が基本です。収穫は5月中旬から始まり、6月以降まで楽しめる野菜もありますよ!
中間地(関東・東海・近畿の平野部など)は 立春(2月初旬)以降から種まきが可能で、露地植えは3月上旬〜が目安。収穫は4月中旬頃から始まり、6月上旬頃まで楽しめますよ。
暖地(九州・四国・中国地方の沿岸部など)は真冬でも比較的温暖なため、2月中旬から種まき・植え付けがスタートできます。収穫も4月上旬から始まり、春を存分に味わえますよ!



春野菜の多くはとう立ち(花が咲いて食べられなくなること)に注意が必要です!収穫適期を逃さないよう、こまめにチェックしてくださいね。
③畝幅75cm・元肥のみ・予防第一・間引きしない、金太郎流の基本スタイル
金太郎の畑では、畝幅は75cmを基本にしています!この幅ならほとんどの春野菜に対応できますし、マルチは幅95cmだけ揃えれば良く規格が統一できます。マルチは白黒マルチを含む4種類を、野菜の特性に合わせて使い分けています。
→[マルチの種類と野菜別の選び方はこちら!]
肥料については、元肥のみで面倒な追肥はしません。植え付け前にしっかり土づくりをしておけば、春野菜は最後までちゃんと育ってくれますよ!途中で追肥に追われることがないので、家庭菜園でも管理がグッと楽になります。
→[家庭菜園における土づくりのやり方ガイドはこちら!]
そして金太郎が何より大切にしているのが、「予防第一」の考え方です!病気や害虫が発生してから治療するのではなく、最初から病害虫が発生しにくい環境を整えておく…これが本当に大事なんです。畝立て・マルチ・株間・品種選びといった基本を丁寧に積み重ねることで、春野菜は驚くほど元気に育ってくれますよ!
→[家庭菜園の害虫対策ガイドはこちら!]
→[家庭菜園の病気対策ガイドはこちら!]
もう一つ、金太郎は「極力間引きをしない」というスタイルも貫いています!なかなか時間の取れない家庭菜園では、面倒な作業は少しでも少ない方が良いですからね。特に防虫ネットを張った後にそれを外して間引き、そして再び張り直す…そんなことはやめましょう!残す野菜にもストレスがかかりますからね。



手間も減って、野菜にも優しい…これが家庭菜園を長く楽しむための金太郎流の近道!
【根もの】春から育てるおすすめ野菜7選|育てやすい順に紹介
ここからは、いよいよ金太郎おすすめの春野菜を紹介していきます!
まずは根もの野菜から。土の中でじっくり育ち、収穫の瞬間に「こんなに大きくなってた!」という喜びを味わえるのが根もの野菜の魅力ですよ。
下記の早見表で全体像を確認してから、気になる野菜をチェックしてみてください!



「家庭菜園が初めて」という方は、まず★☆☆から挑戦するのがおすすめ!慣れてきたら徐々に難易度を上げていこう!
①ジャガイモ|春植えの定番、初心者でも収穫しやすい


難易度:★☆☆ | 栽培時期:3~4月植え/5~6月収穫 | スペース:1列30cm
ジャガイモは種イモを植えるだけで育つため、発芽の失敗がほとんどありませんし、病害虫にも強く育てやすいです。3月に植え付ければ6月頃にはゴロゴロと収穫できます!1株からたくさんのイモが採れるので、収穫量の多さにきっと驚きますよ!
- 男爵:ジャガイモの定番品種で、ホクホク食感が魅力です。粉吹きいもやコロッケ、ポテトサラダに使うと本当に美味しいですよ!
- キタアカリ:別名「栗じゃがいも」と呼ばれるくらい甘くてホクホク!男爵よりさらに濃厚な味わいで、シンプルに塩で食べるだけで感動の美味しさですよ!
- インカのめざめ:小ぶりながら鮮やかな黄色の果肉と、栗やさつまいものような甘みが特徴!ちょっと珍しい品種を選ぶならこの品種で決まりです!
②ラディッシュ|約1ヶ月で収穫できる家庭菜園の入門野菜


難易度:★☆☆ | 栽培時期:3~5月まき/4~6月収穫 | スペース:5列15cm
種まきから約30日で収穫できる、家庭菜園で最もスピーディーな野菜のひとつ(20日はさすがに難しい)。プランターでも育てられるので、スペースが限られている方にもおすすめ!最初の成功体験を積むのにピッタリですよ!
▶ 詳しい育て方はこちら:[ラディッシュの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]
③カブ|小カブなら短期間で収穫できる


難易度:★☆☆ | 栽培時期:3~5月まき/5~7月収穫 | スペース:5列15cm
小カブなら種まきから約40〜50日で収穫できます。根もの野菜ですが、土を深く耕す必要がなく、葉も食べられて無駄がありません。お味噌汁や浅漬けにすると、採れたての美味しさを存分に楽しめますよ!
- サラダラティーナ:名前のとおり、サラダでも食べられるカブです!生でかじっても辛味やえぐみが少なく、甘くてみずみずしいのが特徴。
→[サラダラティーナの育て方はこちら!] - もものすけ:手で皮がむける、柔らかい果肉が甘くてジューシーな桃なんです…!それは嘘で、まさに桃みたいなカブの品種ですよ!生のままサラダで食べるのが金太郎のお気に入り!
→[もものすけの育て方はこちら!]
④ダイコン|春まきは品種選びがポイント


難易度:★★☆ | 栽培時期:3~5月まき/5~7月収穫 | スペース:2列30cm
ダイコンの春まきはとう立ちしやすいため、「春まき可能」と表記された品種を選ぶことが重要です。それさえ押さえれば栽培自体は難しくありません。栽培のポイントは土を深く耕しておくこと!石や土の塊が残っていると、根が分かれて「股割れ大根」になってしまうので、畝立て前にしっかり深く耕しておきましょう!
- 三太郎:短くてずんぐりむっくりな姿が特徴!肉質がきめ細やかで舌触りが非常に滑らかです。
→[三太郎の育て方はこちら!] - ころっ娘:コロンとした丸い見た目が可愛い、ミニ大根の品種です!プランターでも育てられる手軽さも嬉しいポイントですよ!
→[ころっ娘の育て方はこちら!]
⑤ビーツ|栄養価が高く彩りも楽しめる


難易度:★★☆ | 栽培時期:3~5月まき/6~7月収穫 | スペース:5列15cm
鮮やかな赤色が食卓を華やかにしてくれるスーパーフード!サラダやスープに加えるだけで料理の見栄えがグッと上がります。
- ソーレ:食感が柔らかいので、サラダでも頂けます!もちろん、煮込みやピクルスなど通常の調理でも!
⑥ニンジン|発芽さえ成功すれば失敗しにくい


難易度:★★☆ | 栽培時期:3~4月まき/7~8月収穫 | スペース:5列15cm
ニンジンは発芽が最大のハードル。種まき後は土を乾燥させないことが成功のカギです。発芽さえ揃えば、病害虫も少ないので順調に育ってくれますよ!
▶ 詳しい育て方はこちら:[ニンジンの育て方| 種まきから収穫まで写真付き解説!]
⑦ゴボウ|ミニゴボウ品種で挑戦しやすくなる
難易度:★★★ | 栽培時期:3~6月まき/7~10月収穫 | スペース:1列15cm
ゴボウは1m近くも根を張るので、土づくりも収穫も大変なんですよね…。根もの野菜の中では最も難易度が高めです。そこでおすすめなのがミニゴボウ!35~45cm程度で普通のゴボウより短く家庭菜園でも栽培しやすいです。
- サラダむすめ:種まきから100日ほどで収穫でき家庭菜園でも育てやすく、それでいて味香りは本格派な品種です!
【葉もの】春から育てるおすすめ野菜22選|育てやすい順に紹介
続いては葉もの野菜です。根ものと比べて種類が豊富で、料理のバリエーションがグッと広がるのが葉もの野菜の魅力ですよ。
22種類と数が多いので、まずは下の早見表で全体像を把握してから、気になる野菜をチェックしてみてください!
| 難易度 | 野菜名 |
|---|---|
| ★☆☆ 初心者向け | ミズナ・コマツナ・チンゲンサイ・パクチョイ・ターサイ・シュンギク・ホウレンソウ・スイスチャード・葉ネギ・ニラ |
| ★★☆ 中級者向け | キャベツ・カーボロネロ・ブロッコリー・ケール・コールラビ・ハクサイ・レタス・長ネギ |
| ★★★ 上級者向け | カリフラワー・ロマネスコ・トレビス・アスパラガス |



家庭菜園が初めての方は、★☆☆から挑戦するのがおすすめ!
①ミズナ|寒さに強く春先から育てやすい


難易度:★☆☆ | 栽培時期:3~5月まき/4~6月収穫 | スペース:5列15cm
ミズナはサラダ・鍋・お浸しと、和洋問わず使える万能選手!採れたてミズナのシャキシャキ感と爽やかな風味は、家庭菜園だからこそ味わえる美味しさです。低温に強く、春先の肌寒い時期から種まきできるのが魅力です。手間がかからず初心者にピッタリの葉もの野菜ですよ!
▶ 詳しい育て方はこちら:[ミズナの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]
②コマツナ|発芽率が高く失敗しにくい


難易度:★☆☆ | 栽培時期:3~5月まき/4~6月収穫 | スペース:5列15cm
コマツナは発芽率が高く、種をまけばほぼ確実に芽が出てくれる頼もしい野菜です。種まきから約1〜2ヶ月で収穫でき、栽培の失敗が少ないので家庭菜園デビューにも最適。お浸しや炒め物で活躍してくれますよ!
- ちぢみ小松菜:葉が縮むタイプのちょっと珍しい品種。緑が濃く光沢があり香りも良いですよ!
→[ちぢみ小松菜の育て方はこちら!]
③チンゲンサイ|病害虫に比較的強く管理しやすい


難易度:★☆☆ | 栽培時期:4~5月まき/5〜6月収穫 | スペース:5列15cm
炒め物・スープ・煮物と、中華料理に欠かせない万能葉野菜、チンゲンサイ!アブラナ科野菜の中では病害虫の被害を受けにくく、管理がラクなのが魅力です。種まきから30~40日で収穫できます。
- シャオパオ:手のひらサイズのミニチンゲンサイで丸ごと調理できます。普通のチンゲンサイより早く収穫できて家庭菜園でも育てやすいですよ!
→[シャオパオの育て方はこちら!]
④パクチョイ|チンゲンサイに近い感覚で育てられる


難易度:★☆☆ | 栽培時期:4~5月まき/5~6月収穫 | スペース:5列15cm
あまり馴染みのない野菜かもしれませんが、中国野菜の一つでチンゲンサイの白茎バージョンとも言える野菜!栽培方法もよく似ています。シャキシャキとした食感が特徴で、炒め物にすると絶品。チンゲンサイと一緒に育てれば、食卓のバリエーションが広がりますよ!
▶ 詳しい育て方はこちら:[パクチョイの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]
⑤ターサイ|寒さに強く春の低温期でも育つ


難易度:★☆☆ | 栽培時期:4~5月まき/6~7月収穫 | スペース:3列30cm
地面に張り付くように広がる独特な姿が特徴の中国野菜です。寒さに強く、春先の低温期にもぐんぐん育ちます。クセが少なく食べやすいので、炒め物やお浸しで気軽に楽しめますよ!
▶ 詳しい育て方はこちら:[ターサイの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]
⑥シュンギク|摘み取り収穫で長期間収穫できる


難易度:★☆☆ | 栽培時期:4~5月まき/5~6月収穫 | スペース:5列15cm
わき芽を摘み取りながら収穫すれば、長期間にわたって楽しめる野菜です。鍋物の定番ですが、サラダで生食もできる品種がおすすめ!独特の香りがクセになる、家庭菜園でぜひ育ててほしい一品です!
- きくまろ:生でも食べられる”サラダ春菊”!特有の香りがそれほどキツくなくまろやかなので、サラダでもいつも通りの食べ方でも楽しめます!
→[きくまろの育て方はこちら!]
⑦ホウレンソウ|土づくりをしっかり行えば失敗しにくい


難易度:★☆☆ | 栽培時期:3~5月まき/4~6月収穫 | スペース:5列15cm
ホウレンソウは酸性土壌に弱いため、事前にカキ殻石灰などで土壌pHを調整しておくことが成功のカギです。土づくりさえ押さえれば栄養満点のホウレンソウが収穫できますよ!
- ミラージュ:ホウレンソウの中でも暑さに強く、高温期でも育てやすいですし、春まきも秋まきも出来て汎用性が高いです。
→[ミラージュの栽培・育て方はこちら!]
⑧スイスチャード|カラフルな見た目で家庭菜園が華やぐ


難易度:★☆☆ | 栽培時期:4~5月まき/5〜6月収穫 | スペース:5列15cm
スイスチャードは見た目が華やかなだけでなく、ホウレンソウのように食べられる優秀な葉野菜なんです!外側の葉から順番に収穫すれば、長く楽しめるのも嬉しいポイント。サラダ・炒め物・スープと、料理に色を添えたい時に大活躍してくれますよ!
▶ 詳しい育て方はこちら:[スイスチャードの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]
⑨葉ネギ|刈り取り収穫で長く楽しめる
難易度:★☆☆ | 栽培時期:3~10月まき/通年収穫 | スペース:3列15cm
葉ネギは病害虫に強く育てやすいですし、一度植え付ければ刈り取り収穫で何度も楽しめるコスパ抜群の野菜!薬味として毎日少しずつ使えるので、家庭菜園に少しでもあると重宝します。プランターでも育てられるのも嬉しいポイントですね!
- 九条葉ネギ:生育旺盛で暑さにも強く、春~秋を通じて長く栽培することができます。
⑩ニラ|一度植えれば毎年収穫できる多年草
難易度:★☆☆ | 栽培時期:3~5月植え/7~10月収穫 | スペース:3列30cm
一度植え付ければ、翌年以降も繰り返し収穫できるコスパ抜群の野菜です。病害虫にも強く、刈り取り収穫で何度も楽しめるので管理もラク。餃子や炒め物など使い道が広く、家庭菜園に一株あると重宝しますよ!
⑪キャベツ|結球させるまでの管理がポイント


難易度:★★☆ | 栽培時期:3~4月植え/6月収穫 | スペース:2列30cm
きれいに結球させるためには、植え付け時期と害虫対策がカギになります。手間はかかりますが、自家製キャベツの甘みは格別ですよ!
- みさき:植え付け後60日ほどで収穫できる早生品種で、春・秋まきができ汎用性も高い!普段の食べ方はもちろん、葉がとても柔らかいのでサラダなど生食でも美味しく頂けます!
→[みさきの栽培・育て方はこちら!]
⑫カーボロネロ|黒キャベツとも呼ばれるイタリアの伝統野菜


難易度:★★☆ | 栽培時期:3~4月植え/5~6月収穫 | スペース:2列30cm
カーボロネロは深い緑色のちりめん状の葉が特徴の”丸まらない”キャベツなんです!病害虫に強く長期間収穫でき家庭菜園でも育てやすいです。噛めば噛むほど甘みや旨味を感じる滋味深い味わいが魅力。煮込み料理やパスタに加えると、本格的なイタリアンの味わいが楽しめますよ!
▶ 詳しい育て方はこちら:[カーボロネロの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]
⑬ブロッコリー|頂花蕾収穫後も側花蕾で長く楽しめる


難易度:★★☆ | 栽培時期:3~4月植え/5~6月収穫 | スペース:1列45cm
立派なブロッコリーを収穫するためには、まず株を大きく育てることが重要!十分な植え付け間隔と害虫対策がポイントです。栽培期間は長いですが、収穫した時の満足感は抜群ですよ!
- 夢ひびき:中央の頂花蕾を収穫した後、出てくるわき芽につく蕾も立派なのが特徴!1株から4~5個も立派なブロッコリーを収穫できます。
→[夢ひびきの栽培・育て方はこちら!] - スティックセニョール:”茎”を楽しむ茎ブロッコリーで、1株から15本くらい収穫することができます!茎は順次伸びてくるので、長く楽しめるのも嬉しいポイント。
→[スティックセニョールの栽培・育て方はこちら!]
⑭ケール|病害虫に強く長期間収穫できる


難易度:★★☆ | 栽培時期:3~4月植え/5~6月収穫 | スペース:2列30cm
スーパーフードとして人気のケールは、アブラナ科の中では病害虫に強い方で長期間収穫できる優秀な野菜です。
- カリーノケール:苦みや青臭さが少なく、生のままサラダでも美味しく頂けます!葉はフリッフリに縮れて表面積が大きく、ドレッシングやオリーブオイルが良く絡むのも嬉しいポイント。
→[ケールの栽培・育て方はこちら!]
⑮コールラビ|肥大した茎を食べる珍しい野菜


難易度:★★☆ | 栽培時期:3~5月植え/5~7月収穫 | スペース:3列30cm
ぷっくり膨らんだ茎を食べる、ちょっと変わった見た目のヨーロッパ野菜です。見た目とは裏腹に、茎はクセのない味わいでとっても甘く、サラダや煮込み料理に幅広く使えます。家庭菜園ならではのレアな野菜にぜひ挑戦してみてください!
▶ 詳しい育て方はこちら:[コールラビの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]
⑯ハクサイ|春まきはとう立ちしにくい品種選びが必須


難易度:★★☆ | 栽培時期:4月植え/6月収穫 | スペース:2列30cm
ハクサイを育てるなら、「ミニハクサイ」がおすすめ!通常より一回り小さいので食べ切りやすいですし、栽培期間が短いので家庭菜園でも育てやすいです。
- タイニーシュシュ:いつもの食べ方はもちろん、葉が柔らかいのでサラダなど生でも頂けます!春~秋まきが出来る汎用性の高さも嬉しいポイント。
→[タイニーシュシュの栽培・育て方はこちら!]
⑰レタス|高温期を避けた時期選びがポイント


難易度:★★☆ | 栽培時期:3~4月植え/5~6月収穫 | スペース:2列30cm
レタスは高温が苦手なため、春作では早めのスタートで高温期に入る前に収穫を終えるのがコツです。リーフレタスや半結球タイプなら結球タイプより育てやすく、外葉から少しずつ収穫できるので家庭菜園におすすめ!
- ロメインレタス:比較的暑さに強いため、春作で収穫が6月の高温期にかぶっても失敗しにくいです。パリッとした食感が魅力でシーザーサラダにすると最高なのは言うまでもないですね!
→[ロメインレタスの栽培・育て方はこちら!] - 美味タス:リーフレタスと結球レタスの両方の良さを併せ持つ半結球レタス!苦みが少なく、文字通り”美味”しいレタスで家庭菜園にもオススメです。
→[美味タスの栽培・育て方はこちら!]
⑱長ネギ|栽培期間は長いが手間がかかりにくい
難易度:★★☆ | 栽培時期:4~5月植え/11~2月収穫 | スペース:1列5cm
長ネギは春に種をまいた後、秋冬まで収穫を待たねばならず時間はかかりますが、植え付け後は月に1回ほど土寄せするくらいで、日々の管理は意外とラクです。自家製の白ネギは香りも甘みも格別なので、時間をかけて育てる価値が十分にありますよ!
⑲カリフラワー|花蕾を白く保つための管理が必要


難易度:★★★ | 栽培時期:3~4月植え/6月収穫 | スペース:1列45cm
きれいな白いカリフラワーに仕上げるには、花蕾が見え始めたら外葉で覆う作業が必要です。ちょっとした手間はかかりますが、真っ白なカリフラワーは惚れ惚れするほど美しいです…!
- スノークラウン:カリフラワーの定番品種。比較的暑さに強いため、収穫期である6月の高温に耐えやすく失敗しにくいです!
→[スノークラウンの栽培・育て方はこちら!] - カリフローレ:茎が長く伸びるスティックタイプのカリフラワー!加熱すると茎が緑色になり、蕾の白色とのコントラストがとても綺麗ですよ!
→[カリフローレの栽培・育て方はこちら!]
⑳ロマネスコ|栽培難易度は高めだが見た目のインパクト大


難易度:★★★ | 栽培時期:3~4月植え/6月収穫 | スペース:1列45cm
幾何学模様の花蕾がインパクト抜群のイタリア野菜です。栽培難易度は高めですが、収穫できたときの達成感はピカイチ。スーパーではなかなか手に入らないので、家庭菜園で育てる価値が大きいですよ!
▶ 詳しい育て方はこちら:[ロマネスコの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]
㉑トレビス|レタスより寒さに強く育てやすい


難易度:★★★ | 栽培時期:3~4月植え/5~6月収穫 | スペース:2列30cm
トレビスはいわゆる「チコリ」の仲間で、そのうち赤色で丸く結球するタイプのもの。イタリア野菜の代表格でもあります。鮮やかな赤紫色の葉に白い葉脈がはしるコントラストが何とも美しい…!独特のほろ苦さもたまりません。レタスより寒さに強く、春先からの栽培にも適しています。
▶ 詳しい育て方はこちら:[トレビスの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]
㉒アスパラガス|収穫まで時間はかかるが長年楽しめる多年草
難易度:★★★ | 栽培時期:3~4月植え/翌4月~収穫 | スペース:1列50cm
種から栽培すると収穫まで2~3年はかかる、非常に難易度の高い野菜の一つです。そのため、家庭菜園では「根株」という苗を購入して栽培するのがおすすめ(それでも1年はかかりますが…)!ただし一度育ててしまえば、10年以上にわたって毎年収穫できるのが最大の魅力。長く家庭菜園を続けるつもりなら、早めに植えておいて損はない一品ですよ!
- ウェルカム:生育旺盛で良く芽が出て家庭菜園でも育てやすい品種です!
【実もの】春から育てるおすすめ野菜2選|育てやすい順に紹介
最後に、春から育てられる実もの野菜をご紹介します!
春の実もの野菜は数は少ないものの、種まきから収穫まで比較的短期間で楽しめるインゲンが特におすすめ。下記の早見表で全体像を確認してから、気になる野菜をチェックしてみてください!



支柱不要で手軽に育てたい方は「つるなし」、たくさん収穫したい方は「つるあり」がおすすめ!
①つるなしインゲン|支柱もネットも不要で手軽


難易度:★☆☆ | 栽培時期:4~5月まき/6〜7月収穫 | スペース:2列30cm
インゲンには大きく分けて「つるあり」「つるなし」の2種類ありますが、初心者の方には支柱やネット張りが不要な「つるなし」の品種がおすすめ!つるが無く種まきから約60日という短期間で収穫できるので、家庭菜園初心者でも育てやすいです。インゲン特有のシャキシャキ食感と豆の甘みは、ごま和えや天ぷらにすると最高ですよね…!
②つるありインゲン|縦の空間を活かして長くたっぷり収穫


難易度:★★☆ | 栽培時期:4~5月まき/6〜8月収穫 | スペース:2列30cm
つるありインゲンは支柱やネットを設置して誘引しなければなりませんが、草丈が高く育ち次々と花を咲かせるため、つるなしインゲンより収穫量が断然多くなります!春から夏のあいだ長く収穫を続けられるのも魅力!
初心者が春野菜選びで失敗しないためのポイント4つ
ここまで実もの・根もの・葉もので合計31種類の春野菜をご紹介してきましたが、「結局どれを選べばいいの?」と悩んでしまう方も多いですよね。
この記事の最後に、家庭菜園初心者の方が春野菜選びで失敗しないためのポイントを4つ、金太郎の経験からお伝えします!この4つを押さえておけば、初めての春野菜栽培もきっと成功しますよ!
①「春まき可能」品種を選んでとう立ちを回避する
春野菜栽培で初心者が一番やりがちな失敗が、「とう立ち(抽苔)」です!とう立ちとは、野菜が花を咲かせるために茎を伸ばしてしまう現象のこと。これが起こると葉が硬くなったり、根が太らなくなったりして、せっかくの野菜が美味しく食べられなくなってしまうんですよね…。
特にダイコン・ハクサイ・カラシナといったアブラナ科の野菜は、春の長日条件と気温上昇でとう立ちしやすい傾向があります。秋まき用の品種を春にまくと、とう立ちしやすいので注意が必要です!
対策はシンプルで、「春まき可能」と表記された品種を選ぶことです。さらに、適期より早すぎる種まきや植え付けもとう立ちの原因になるので、地域の気温が安定してからスタートすることも大切ですよ!



種袋やラベルをよく確認してから購入しよう!
②育てる場所の日当たりとスペースから選ぶ
春野菜選びでまず大切なのが、「育てる場所の条件」を最初に確認することです!どんなに育てたい野菜があっても、環境が合わなければ上手く育ちません。
ほとんどの春野菜は日当たりを好むので、最低でも半日以上は太陽が当たる場所を確保しましょう。日当たりが悪い場所しかない方は、半日陰でも育つミズナやコマツナなどの葉もの野菜を選ぶのがオススメですよ!
スペースの広さも重要なポイント!プランターやベランダ菜園ならラディッシュ・葉ネギ・ミズナなどコンパクトに育つ野菜を、広い畑があるならジャガイモ・ダイコン・キャベツ・ブロッコリーといった大型野菜にチャレンジするのが良いですね。各野菜に記載した「スペース」の目安を参考に、自分の環境に合った野菜を選んでみてください!
③同じ科の野菜を続けて植えない(連作障害の回避)
家庭菜園で意外と見落としがちなのが、「連作障害」への対策です!同じ科の野菜を同じ場所で続けて育てると、土の中の栄養バランスが崩れたり、特定の病害虫が増えたりして、生育が悪くなってしまうんですよ。
特に注意が必要なのが、アブラナ科(キャベツ・ブロッコリー・ダイコン・カブ・ハクサイ・ミズナ・コマツナなど)です!春野菜の多くがアブラナ科なので、何も考えずに育てると連作障害が出やすいんですよね。同じ場所では2~3年は間隔をあけて育てるようにしてください。
連作障害を避けるには、毎年植える場所を変える「輪作」がオススメ!畑をいくつかのブロックに分けて、アブラナ科→ヒユ科→キク科…とローテーションさせていくと、土も野菜も健やかに育ちます。



家庭菜園を長く楽しむための大切なコツなので、ぜひ意識してみて!
④予防を意識した品種選びと苗選び
金太郎が何より大切にしているのが、「予防第一」の考え方です!病気になってから治療するのではなく、最初から病気になりにくい野菜を選ぶ…これが家庭菜園を成功させる最大のコツです。
具体的には、「病害虫に強い品種」を選ぶのが第一歩!種や苗のラベルに「耐病性あり」「接木苗」と書かれているものは、病気に強い性質を持っているので、初心者には特にオススメです。少し値段は高めですが、その後の管理がぐっと楽になりますよ。
苗を選ぶ際は、
- 茎が太くてがっちりしている
- 葉の色が濃くてツヤがある
- 根がしっかり張っている
を満たしているものを選びましょう!弱々しい苗を植えてしまうと、その後どれだけ手をかけても挽回が難しいんです。良い苗を選ぶことが、予防第一の家庭菜園の出発点ですよ!
まとめ
ここまで、家庭菜園でおすすめの春野菜を実もの2種・根もの7種・葉もの22種の合計31種類、たっぷりご紹介してきました!
金太郎が大切にしている「畝幅75cm・元肥のみ・極力間引きをしない・予防第一」の栽培スタイルを意識すれば、春野菜は驚くほど元気に育ってくれます!各野菜の詳しい育て方は個別記事で解説していますので、気になる野菜があればぜひチェックしてみてくださいね。
最後に、春野菜づくりをさらに深く学びたい方向けに、関連記事を紹介します。家庭菜園の基本を押さえたい方も、夏以降の栽培計画を立てたい方も、ぜひ参考にしてみてください!
家庭菜園の基本から学ぶなら「始め方完全ガイド」へ
「そもそも家庭菜園って何から始めればいいの?」という方には、こちらの記事がおすすめ!
場所選び(畑・庭・プランター)から必要な道具、土づくり、種まき・植え付け、日々の管理、収穫まで、家庭菜園の7ステップを順番にまとめています。本記事で紹介した春野菜を実際に育てる前に、一度目を通しておくと安心ですよ!
夏野菜・秋冬野菜・初心者向けおすすめ野菜の記事はこちら
春野菜の次は夏野菜、その次は秋冬野菜と、家庭菜園は1年を通して楽しめます!季節ごとのおすすめ野菜は、それぞれの記事でまとめているのでぜひチェックしてみてください。



「まずは絶対に失敗したくない!」という方には、季節を問わず育てやすい野菜を集めた「初心者向けおすすめ野菜」記事もおすすめ!





