家庭菜園初心者におすすめの野菜10選!失敗しない選び方も解説

家庭菜園を始めてみたいけれど、「初心者には何の野菜がおすすめなの?」と迷っていませんか…?

実は、最初に選ぶ野菜によって、家庭菜園が楽しくなるかどうかが大きく変わります。いきなり難しい野菜に手を出して失敗してしまうと、せっかくのやる気がしぼんでしまいますよね…。

この記事では、これまで150種類以上の野菜を育ててきた金太郎が、初心者でも失敗しにくい「野菜選びの3つの基準」と、その基準をクリアしたおすすめ野菜10種類を、葉もの・根もの・実ものの3カテゴリに分けてご紹介します!

どれも金太郎が実際に栽培して「これなら初めてでも安心!」と感じたものばかり。それぞれの野菜には、詳しい育て方の解説記事へのリンクも用意していますので、気になった野菜からぜひチェックしてみてくださいね!

この記事で分かること
  • 初心者が野菜を選ぶときに押さえておきたい3つの基準
  • 葉もの・根もの・実ものから厳選した、初心者におすすめの野菜10種類
  • 各野菜の難易度・栽培時期・おすすめ品種が一目で分かる
  • 野菜選びの後に押さえておきたい、育てやすい環境づくりの基本
この記事の目次

初心者でも失敗しにくい!野菜選びの3つの基準

家庭菜園を始める時、「まずは自分の好きな野菜を育ててみたい」と思いますよね…?ですが、ちょっと待って!栽培が上手くいくかどうかは、最初の野菜選びでほとんど決まると言っても過言ではありません。初心者の方が失敗を避け、家庭菜園を思い切り楽しむためには、そもそも失敗しにくい野菜を選ぶことが重要です。

野菜の中には、プロ農家でも気を遣うような、栽培難易度が高いものがたくさんあります。最初から難しい野菜に挑戦して上手くいかないと、せっかく始めた家庭菜園が面白くなくなってしまいますからね…。

金太郎

せっかく野菜づくりに興味を持ってくれたのに、それはもったいない…。

そこで、これまで150種類以上の野菜を栽培してきた金太郎が、「失敗しない野菜選びの基準」を3つに絞ってご紹介します!この基準をクリアしている野菜なら、初めてでも無理なく育てられますよ!

①生育期間が短く、早く収穫できる

1つ目の基準は、種まきや苗の植え付けから収穫までの期間が短いことです。

生育期間が長いと、その分だけ病気や害虫が発生する確率が高まったり、台風や長雨などの天候の影響も大きくなります。また、収穫まで数ヶ月も待つのは、モチベーションの維持も大変になりがちです。

例えば、ラディッシュやコマツナなどの葉菜類・根菜類であれば、早い種まきから1ヶ月程度で収穫出来てしまうものも多くあります!

このような早めに収穫しやすい野菜を選ぶことで、「自分で育てて収穫できた」という成功体験を早く積むことができ、次の栽培への自信につながります!

②病気や害虫に強い

2つ目の基準は、病気や害虫に強い性質を持っていることです。

家庭菜園で多くの方が悩む壁になるのが、病害虫への対応。高温多湿の日本では、必ずと言っても良いほど発生します。できるだけ農薬に頼らずに育てたいと考える中で、病気・害虫が発生しやすい野菜を選んでしまうと、毎日のように対策に追われることになってしまいます。

当ブログでおすすめしている「予防第一」の土づくりや病害虫対策を行っておくことはもちろん重要ですが、それに加えて、もともと病害虫に強い品種を選ぶことも重要です!

金太郎

最初から病害虫に強い野菜を選ぶことで、栽培のハードル自体をある程度下げられますよ!

③栽培管理がシンプルで手間がかからない

3つ目の基準は、日々の手入れが少なく、栽培管理がシンプルなことです。

野菜によっては、ツルをネットに這わせたり、伸びてきた枝をこまめに支柱に縛り付けたり(誘引)、不要な脇芽を切り落としたり(整枝)など、成長に合わせた複雑な管理が求められるものがあります。初めての方が、これらの作業を適切なタイミングでこなすのは、なかなかハードルが高いですよね…。

であれば、小難しい作業ができるだけ必要ない野菜を選ぶのがおすすめ!お世話が少ない野菜を選ぶことで、初心者の方でも無理なく家庭菜園にチャレンジすることができますよ。

初心者におすすめの葉もの野菜3選

葉もの野菜は種まきから収穫までが短く、支柱や整枝作業がいらないため、家庭菜園のスタートに最適!

ここでは、手入れが少なく食卓でも大活躍する、おすすめの葉もの野菜を3つご紹介します。どれもアブラナ科なので、種まき直後に防虫ネットを張る「予防第一」の対策さえすれば、元気に育ってくれますよ。

初心者におすすめの葉もの野菜3選

①ミズナ(水菜)|和洋問わず使える万能選手

金太郎が栽培したミズナの写真

難易度:★☆☆ | 栽培時期:4~5,9~10月まき/5~6,10~12月収穫 | スペース:5列15cm

水菜はサラダ・鍋・お浸しと、和洋問わず使える万能選手!採れたて水菜のシャキシャキ感と爽やかな風味は、家庭菜園だからこそ味わえる美味しさです。低温に強く、春先の肌寒い時期から種まきできるのが魅力です。手間がかからず初心者にピッタリの葉もの野菜ですよ!

▶ 詳しい育て方はこちら:[水菜の育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]

②コマツナ(小松菜)|発芽率が高く失敗しにくい

金太郎が栽培したコマツナの写真

難易度:★☆☆ | 栽培時期:3~10月種まき/4~12月収穫 | スペース:5列15cm

コマツナは発芽率が高く、種をまけばほぼ確実に芽が出てくれる頼もしい野菜です。種まきから約1〜2ヶ月で収穫でき、栽培の失敗が少ないので家庭菜園デビューにも最適。お浸しや炒め物で活躍してくれますよ!

金太郎のおすすめ品種

③チンゲンサイ|病害虫に強くお世話がラク

金太郎が栽培したチンゲンサイの写真

難易度:★☆☆ | 栽培時期:4~10月種まき/5〜11月収穫 | スペース:5列15cm

炒め物・スープ・煮物と、中華料理に欠かせない万能葉野菜、チンゲンサイ!アブラナ科野菜の中では病害虫の被害を受けにくく、管理がラクなのが魅力です。種まきから30~40日で収穫できます。

金太郎のおすすめ品種
  • シャオパオ:手のひらサイズのミニチンゲンサイで丸ごと調理できます。普通のチンゲンサイより早く収穫できて家庭菜園でも育てやすいですよ!
    [シャオパオの育て方はこちら!]

 

初心者におすすめの根もの野菜3選

根もの野菜は、土の中で育つため収穫まで中が見えないワクワク感があります。ただ、長く太く育つものは深く土を耕す必要があり、少しハードルが高め…。

そこで初心者の方には、栽培期間が短く、浅い土でもスッと育つ「小型の根もの野菜」をおすすめします!ここからは、初めてでも失敗しにくく、食卓を彩ってくれるおすすめの根もの野菜を3つご紹介します。

初心者におすすめの根もの野菜3選

①ジャガイモ|植えるだけでゴロゴロ収穫

金太郎が栽培したジャガイモの写真

難易度:★☆☆ | 栽培時期:3~4月植え/5~6月収穫 | スペース:1列30cm

ジャガイモは種イモを植えるだけで育つため、発芽の失敗がほとんどありませんし、病害虫にも強く育てやすいです。3月に植え付ければ6月頃にはゴロゴロと収穫できます!1株からたくさんのイモが採れるので、収穫量の多さにきっと驚きますよ!

金太郎のおすすめ品種
  • 男爵:ジャガイモの定番品種で、ホクホク食感が魅力です。粉吹きいもやコロッケ、ポテトサラダに使うと本当に美味しいですよ!
  • キタアカリ:別名「栗じゃがいも」と呼ばれるくらい甘くてホクホク!男爵よりさらに濃厚な味わいで、シンプルに塩で食べるだけで感動の美味しさですよ!
  • インカのめざめ:小ぶりながら鮮やかな黄色の果肉と、栗やさつまいものような甘みが特徴!ちょっと珍しい品種を選ぶならこの品種で決まりです!

②ラディッシュ|約30日で収穫できるスピード野菜

金太郎が栽培したラディッシュの写真

難易度:★☆☆ | 栽培時期:3~5月、9~10月まき/4~6月、10~11月収穫 | スペース:5列15cm

種まきから約30日で収穫できる、家庭菜園で最もスピーディーな野菜のひとつ(20日はさすがに難しい)。プランターでも育てられるので、スペースが限られている方にもおすすめ!最初の成功体験を積むのにピッタリですよ!

▶ 詳しい育て方はこちら:[ラディッシュの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]

③カブ|浅い土でも育ち、葉まで食べられる

金太郎が栽培したカブの写真

難易度:★☆☆ | 栽培時期:3~5月、9~10月まき/5~7月、10~12月収穫 | スペース:5列15cm

小カブなら種まきから約40〜50日で収穫できます。根もの野菜ですが、土を深く耕す必要がなく、葉も食べられて無駄がありません。お味噌汁や浅漬けにすると、採れたての美味しさを存分に楽しめますよ!

金太郎のおすすめ品種
  • サラダラティーナ:名前のとおり、サラダでも食べられるカブです!生でかじっても辛味やえぐみが少なく、甘くてみずみずしいのが特徴。
    [サラダラティーナの育て方はこちら!]
  • もものすけ:手で皮がむける、柔らかい果肉が甘くてジューシーな桃なんです…!それは嘘で、まさに桃みたいなカブの品種ですよ!生のままサラダで食べるのが金太郎のお気に入り!
    [もものすけの育て方はこちら!]

初心者におすすめの実もの野菜4選

実もの野菜(果菜類)は収穫の喜びが大きい反面、トマトやキュウリのように「支柱立て」や「こまめな脇芽かき(整枝)」が必要なものが多く、初めてだと少し難しく感じられるかもしれません。

そこで今回は、面倒なネット張りや複雑なお世話がいらない、初心者にもおすすめの実もの野菜を4つ厳選しました。当ブログの「元肥一発」とも相性が良いものばかりですよ!

初心者におすすめの実もの野菜4選

①ミニトマト|初心者の定番、収穫期間が長い

金太郎が栽培したミニトマトの写真

難易度:★☆☆ | 栽培時期:4~5月植え/7~8月収穫 | スペース:1列50cm

ミニトマトは病害虫にも比較的強く、一度実がつき始めるとしばらく収穫を楽しめるのが魅力!支柱は1本立てる程度、わき芽かきもさほど難しくないです。プランターでも育てられるので、ベランダ菜園にもピッタリ!家庭菜園を始めるなら、まず一株は植えておきたいおすすめの定番野菜です!

▶ 詳しい育て方はこちら:[ミニトマトの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]

②ピーマン|病気に強く失敗しにくい優等生

金太郎が栽培したピーマンの写真

難易度:★☆☆ | 栽培時期:4~5月植え/6〜10月収穫 | スペース:1列50cm

ピーマンは病害虫に比較的強く、初心者でも失敗しにくい育てやすさが魅力です。しかも、一株から100個以上収穫できることもあるくらい収穫量がとっても多いんです!採れたてのピーマンは苦味が少なくて甘みもあるので、「子どもがピーマン嫌い…」というご家庭にもぜひ育ててほしい夏野菜ですよ!

▶ 詳しい育て方はこちら:[ピーマンの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]

③オクラ|真夏でもぐんぐん育つ頼もしい夏野菜

金太郎が栽培したオクラの写真

難易度:★☆☆ | 栽培時期:5~6月植え/7~9月収穫 | スペース:2列30cm

オクラはもともと熱帯生まれの野菜なので、真夏の高温下でもぐんぐん育つ頼もしい夏野菜です。強風で倒れないように支柱を1本立てる程度で、複雑なわき芽かきは不要。また、オクラは節ごとに成る実を順次収穫していくスタイルなので、長く収穫を楽しめるのも嬉しいポイント!

▶ 詳しい育て方はこちら:[オクラの育て方 | 種まきから収穫まで写真付き解説!]

④つるなしインゲン|支柱もネットも不要で手軽

金太郎が栽培したつるなしインゲンの写真

難易度:★☆☆ | 栽培時期:4~6月種まき/6〜8月収穫 | スペース:2列30cm

インゲンには大きく分けて「つるあり」「つるなし」の2種類ありますが、初心者の方には支柱やネット張りが不要な「つるなし」の品種がおすすめ!つるが無く種まきから約60日という短期間で収穫できるので、家庭菜園初心者でも育てやすいです。インゲン特有のシャキシャキ食感と豆の甘みは、ごま和えや天ぷらにすると最高ですよね…!

 

育てやすい環境づくりの基本(おさらい)

初心者におすすめの野菜をご紹介してきましたが、どんなに育てやすい野菜を選んでも、育つ「環境」が整っていなければうまく育ちません。

とはいえ、難しく考える必要はありません!金太郎の野菜づくりでは、無駄な作業を省いてシンプルに楽しむための基本ルールを設けています。ここで少しだけおさらいしておきましょう。

「予防第一」の土づくりと元肥一発

家庭菜園で失敗する大きな原因は、土づくりと病害虫の発生です。これを防ぐために、金太郎は「予防第一」をおすすめしています!

まず、種まきや植え付けの前にしっかり土づくりを行い、最初に必要な栄養をすべて入れる「元肥一発(追肥なし)」を基本としています。また、虫がつきやすい野菜には、種まきや植え付け後に速攻で防虫ネットを張り、なるべく収穫まで外さないことで、被害を未然に防ぎます。事前の準備を丁寧に行うことで、栽培途中での面倒なお世話をぐっと減らすことができますよ!
[家庭菜園の土づくり完全ガイドはこちら!]
[家庭菜園の害虫対策ガイドはこちら!]
[家庭菜園の病気対策ガイドはこちら!]

資材の統一で作業をシンプルに

野菜ごとに違うサイズの支柱やマルチやトンネルを用意するのは手間ですし、管理も大変になりますよね…。

そこで、金太郎流では「畝幅は75cm」「マルチ幅は95cm」にすべて統一しています。畝幅75cmに対して95cmのマルチを使えば、両端10cmほどを土に埋める余裕があり、きれいに張ることができます。畝幅が統一されると、トンネルや支柱もおのずと1サイズに絞り込まれるので、無駄な資材を買い揃える必要はありません!
[マルチの種類と選び方ガイドはこちら!]

金太郎

規格を統一して、なるべくシンプルな畑づくりを心がけよう!

詳しくは「完全ガイド」をチェック!

ここでご紹介した環境づくりの基本は、ほんの一部です。土づくりの具体的な手順や、失敗しない畝立てのコツなど、家庭菜園をスタートするための手順は、以下の「完全ガイド」にすべてまとめています。

実際に野菜づくりをスタートする前に、ぜひ一度目を通してみてください!

季節別のおすすめ野菜もチェック

今回ご紹介した「初心者向け」の野菜で栽培のコツを掴んだら、次はそれぞれの季節にぴったりの旬の野菜にもチャレンジしてみましょう!

家庭菜園の醍醐味は、季節の移り変わりとともに育てる野菜を変え、その時期ならではの採れたての味覚を楽しめることです。当ブログでは、季節ごとに育てやすい野菜もカテゴリ分けしてご紹介しています。

春から始める!おすすめ春野菜

気温が上がり、野菜づくりをスタートするのに一番適しているのが春です。芽吹きの季節であり、みずみずしい葉もの野菜などが元気に育ちます。

春の気候に合わせたおすすめ野菜を探している方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

夏から始める!おすすめ夏野菜

夏野菜といえば、太陽の光を浴びて元気に育つ実もの野菜のオンパレードです。収穫量も多く、毎日のように食卓を彩ってくれます。

強い日差しから根を守るために「白黒マルチ」が大活躍する季節でもあります。夏ならではの育てやすいおすすめ野菜については、こちらで詳しくまとめています。

秋冬からじっくり育てる!おすすめ秋冬野菜

気温が下がってくる秋冬は、実は初心者にとって非常に育てやすい季節です。害虫の動きが鈍くなるため、虫の被害に悩まされることがぐっと減るのが嬉しいポイントです。

寒さに当たることで甘みがギュッと増す根もの野菜や葉もの野菜など、秋冬の栽培におすすめのラインナップはこちらをご覧ください。

まとめ

この記事では、家庭菜園初心者におすすめの野菜を、葉もの・根もの・実ものの3カテゴリに分けて合計10種類ご紹介しました!

改めて、初心者が野菜を選ぶときの3つの基準をおさらいしておきましょう。

  • 生育期間が短く、早く収穫できる
  • 病気や害虫に強い
  • 栽培管理がシンプルで手間がかからない

この3つを意識して選べば、初めての家庭菜園でも「ちゃんと育てられた!」という成功体験をきっと味わえるはずです。

本記事を参考に、まずは気になった野菜を1つでも選んで野菜を育ててみましょう!

 

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