ロマネスコの栽培・育て方 | 家庭菜園での種まき・植え方・収穫時期を写真付きで解説!

ロマネスコという野菜を知っていますか?幾何学的な形をした蕾がオシャレなイタリア野菜で、家庭菜園でもぜひオススメしたい野菜の一つです!実際、金太郎も栽培してみましたが、家庭菜園でも立派なロマネスコをを収穫することができました!

本記事では、そんな金太郎の実体験や自ら撮影した写真を交えながら、ロマネスコの育て方・栽培方法を家庭菜園初心者向けに分かりやすく紹介します。栽培時期や手入れのポイント、病害虫対策までしっかり解説しますので、これからロマネスコ栽培に挑戦してみたい方はぜひ参考にしてください!

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この記事の目次

ロマネスコとは?

ロマネスコ
科名アブラナ科
発芽適温20~25℃
生育適温15~25℃
収穫までの日数春まき:75日~
夏まき:110日~

ロマネスコは幾何学的な形をした蕾がオシャレなイタリア野菜です。見た目はとても個性的ですが、味はクセなく食べやすいです。ブロッコリーやカリフラワーと同じような感覚で調理でき、ロマネスコが料理に入るだけでグッと高級感を高めてくれるのも魅力の一つです!

金太郎

ロマネスコは世界一美しい野菜と称されることも!

ロマネスコの栽培時期2パターン

ロマネスコの栽培カレンダー

ロマネスコの栽培時期はブロッコリーやカリフラワーと同様、春作と秋作の2パターンあります。

中間地の場合を前提として、順番に詳しく見ていきましょう!

【春作】3/10~4/20頃に植えつけして75日ほどで収穫

時期種まき植えつけ収穫!
始まり2/103/106/1
終わり3/204/206/30
春作の栽培イメージ表

【植えつけ~収穫までの日数:約75日】

春作の場合、2/10〜3/20頃までに種まきします。育苗期間はポリポットで30日ほど。苗が準備できたら3/10~4/20頃までに植えつけ、75日ほどで収穫できるイメージです!

【秋作】8/10~8/31頃に植えつけして110日ほどで収穫

時期種まき植えつけ収穫!
始まり7/108/1011/10
終わり7/308/311/30
秋作の栽培イメージ表

【植えつけ~収穫までの日数:約110日】

秋作の場合、7/10〜7/30頃に種まきします。育苗期間はポリポットで30日ほど。苗が準備できたら8/10~8/30頃までに植えつけ、110日ほどで収穫できるイメージです!

金太郎

ロマネスコはブロッコリーと比べて生育が遅め。早めの種まき・植えつけが成功のポイント!

 

ロマネスコの栽培で準備するもの

  • ロマネスコの苗
  • 元肥
    • 堆肥 … 3ℓ/㎡
    • 化成肥料 … 100g/㎡ (または有機発酵肥料 … 200g/㎡)
    • かき殻石灰 … 150g/㎡
(育苗する場合)
  • ロマネスコの種
  • ポリポット(直径9cm)またはセルトレイ(128欠または200欠)
  • 育苗培土

ロマネスコの種や苗はどこで売ってる?

ロマネスコの種や苗は、ホームセンターの種苗コーナーやネット通販などで販売されているかと思います。

ネット通販の場合は、以下より購入いただけます!

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金太郎

以前はホームセンターで見かけなかったけど、最近よく見かけるようになった。

ロマネスコの育て方5ステップ

ロマネスコの具体的な育て方は以下のとおり。順番に詳しくご紹介していきます!

①苗を準備する

ロマネスコの苗を準備する方法は2つあります。

苗を準備する方法
  • ホームセンター等で苗を購入する
  • 自分で種から苗を育てる

どちらの方法でも構いません!準備しやすい方法で苗を用意してください。

ここでは、「自分で種から苗を育てる」方法をご紹介します。少し育てる場合はポリポット、たくさん育てる場合はセルトレイを活用するのがオススメ!

ポリポットで育苗する方法

STEP
種まき
ポリポットに3粒ずつ種を蒔く

【発芽適温:20~25℃】

ポリポット(直径9cm)に育苗培土を入れ、種を3粒ずつ蒔きます。覆土をかけてしっかり鎮圧し、水をたっぷりやります。以降、乾かさないようにしながら、発芽適温を確保します。

STEP
間引き
本葉1~2枚の頃、成長の良い株を1本残して残りを間引く

本葉1~2枚の頃、成長の良い株を1本残して残りを間引きます。

STEP
育苗完了!
本葉4~5枚になったら植えつけ適期

本葉4~5枚になったら植えつけ適期です!

セルトレイで育苗する方法

STEP
種まき
セルトレイに1粒ずつ種を蒔く

【発芽適温:20~25℃】

セルトレイ(128欠または200欠)に育苗培土を入れ、種を1粒ずつ蒔きます。覆土をかけてしっかり鎮圧し、水をたっぷりやります。以降、乾かさないようにしながら、発芽適温を確保します。

STEP
育苗完了!
本葉2~3枚ほどになったら植えつけ適期

本葉2~3枚ほどになったら植えつけ適期です!

「苗半作」と言われるほど、苗づくりは家庭菜園の出来を左右する大切なステップです!”良い苗”に育てるための育苗方法や徒長・病害虫対策などについては以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください!

金太郎

プレバソンはロマネスコの育苗期にも登録があり使える。

②植えつけ1週間前までに土づくりする

植えつけの1週間前までをメドに、元肥として以下をすき込んでおきます。

元肥
  • 堆肥 3ℓ/㎡
  • 化成肥料 100g/㎡(または有機発酵肥料 200g/㎡)
  • かき殻石灰 150g/㎡
畝幅は65cm

元肥をすき込んだら幅65cmの畝を立て、マルチを張ります。春作では地温を確保できる「黒マルチ」、秋作では地温上昇を抑えられる「白マルチ」がおすすめ!

時間があれば「太陽熱養生処理」をしておきましょう!詳しく解説している記事がありますので、参考にしてみてください。

③1列45cm間隔で植えつけする

ロマネスコの植え方は1列45cm間隔

【生育適温:15~25℃】

畝幅65cmの場合、ロマネスコの植え方は1列45cm間隔とします。植えつけ穴を掘り、そこに水をたっぷりやります。水が引いたら、苗を植え付けましょう!

植えつけの際、水にリキダスを入れると活着が良くなります!詳しくは以下の記事で解説しています。

 

④病害虫対策をする

生育中のロマネスコ
生育中のロマネスコ

ロマネスコは病害虫が発生しやすい野菜です。以下で害虫・病気それぞれの対策方法をご紹介します!

害虫対策

ロマネスコに発生しやすい害虫

葉を食べる系害虫:ヨトウムシ、コナガ、アオムシ、ハイマダラノメイガ(シンクイムシ)など

養分を吸う系害虫:アブラムシなど

ロマネスコはヨトウムシやコナガなどのイモムシやアブラムシなど様々な害虫が発生します。

ロマネスコの害虫対策は以下がオススメ!

ロマネスコの害虫対策
  • 植えつけ後に「防虫ネット」を張る
  • 「ゼンターリ」&「フーモン」を散布する

防虫ネットを張ると害虫の侵入を物理的に防ぐことができます防虫ネットの張り方は以下の記事で詳しく解説しています。

加えて「ゼンターリ」&「フーモン」の散布がおすすめ!ゼンターリはBT菌を有効成分とする生物農薬で、ヨトウムシなどのイモムシたちに有効です。さらにフーモンを混用することで、展着剤としての効果だけでなく、アブラムシやアザミウマ、ハダニといった”小さくて厄介な害虫”をまとめて退治することができます!これらについては、以下の記事で詳しく解説しています。

病気対策

ロマネスコに発生しやすい病気

カビ(糸状菌)の病気:べと病、根こぶ病、黒腐病、黒斑細菌病など

細菌(バクテリア)の病気:軟腐病など

ロマネスコは害虫が良く発生するイメージが強いかもしれませんが、病気対策も忘れてはいけません。

家庭菜園での病気対策は「Zボルドー」がオススメ!糸状菌から細菌による病気まで幅広い病気の予防に有効で、野菜類で登録があり、有機栽培でも使用することができます。以下の記事で詳しく解説しています。

金太郎

病気が出ていなくても、油断は禁物。少なくとも蕾が出始めたタイミングで1回は散布しておくと良い。

⑤収穫の目安は直径15~20cm

ロマネスコの収穫の目安は直径15~20cm

ロマネスコの収穫の目安は直径15~20cmほどになったらです!

ロマネスコ特有のフラクタル構造は見ていると惚れ惚れしてしまいますね…。ずっと見ていたいところではありますが、蕾の下に包丁を入れて収穫しましょう~!

ロマネスコ栽培で知っておきたい注意点2つ

ここまで、ロマネスコの育て方などを解説してきましたが、栽培する上で知っておきたい注意点が2点あります。

①植えつけが遅れると生育後半が厳しい

ロマネスコ栽培では、植えつけが遅れると生育後半の栽培が難しくなります。

春作で植えつけを4/20以降にすると収穫前に本格的な夏が到来するので、高温障害や病害虫の発生で生育後半が厳しくなります。また、秋作で植えつけを8/20以降にすると収穫前に本格的な冬が到来するので、気温が十分に確保できずに生育後半が厳しくなります。

失敗を避けるためにも春作は4/20頃まで、秋作は8/20頃までにはロマネスコの植えつけを終えるようにしてください!

②凍害で変色することがある

ロマネスコは耐寒性が強い野菜ではありますが、霜にあたったり寒さが厳しくなると可食部である蕾が赤茶色に変色したり傷つくことがあります。

外葉折りしたロマネスコ

対策としておすすめなのが、「外葉折り」!蕾を覆うように外側の葉を折り込むと、霜や汚れなどから守ることができ、綺麗なロマネスコに仕上がりますよ!

金太郎

本格的な冬が到来して、すぐに食べないなら外葉折りしておくと良い。

まとめ:ロマネスコの栽培で大切なこと

ここまで、ロマネスコの特徴や栽培時期、育て方などについて、実際の栽培経験や写真を交えながら解説してきました。

ロマネスコの栽培で大切なこと
  • ロマネスコは幾何学的な形をした蕾が特徴のイタリア野菜
  • 春作は3/10~4/20頃まで、秋まきは8/10~8/30頃までに1列45cm間隔で植えつけする
  • 植えつけ後は防虫ネットを張るなど、病害虫対策を万全に
  • 植えつけから約75~110日後、直径15~20cmほどになったら収穫適期!

ロマネスコは見た目がとても個性的な野菜ですが、ブロッコリーやカリフラワーと同じ感覚で育てられます。生育は遅めなので、適期を守って栽培することが大切です。

害虫は良く発生するため、害虫対策はきっちり行いましょう!ここを抑えられれば、成功はグッと近づきます。

ぜひ本記事を参考にロマネスコを育ててみましょう!

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他のイタリア野菜の育て方はこちら

ロマネスコ以外にも、家庭菜園でおすすめしたいイタリア野菜の育て方を紹介しています!ぜひあわせてチェックしてみてください。

 

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