家庭菜園を始めてみたいけれど、「どうやって始めればいいか分からない…」とお悩みではないでしょうか?
そんなブログ初心者に向けて、【家庭菜園の始め方完全ガイド】を作成しました!
今回の記事には、家庭菜園を始めて野菜たちを育てていくため必要な情報を、すべて詰め込んでいます。
紹介している手順どおりに進めるだけで、栽培する場所の選び方から必要な道具、土づくり、種まき・苗の植えつけ、日々の水やりや病害虫対策、収穫に至るまで、家庭菜園を始めるために必要な流れをまるごと把握できるようになります!
ぜひ一緒に家庭菜園ライフにチャレンジしてみましょう!
- 家庭菜園を始めるときに知っておきたい「畑・庭・プランター」の違いと選び方
- 初心者向けの家庭菜園の始め方7ステップ(場所決め~収穫まで)の全体像
- 初心者でも育てやすい野菜の選び方と、プランター・庭で始める際のポイント
- 水やり・病害虫対策・追肥など、日々の管理の基本と「無理なく続ける」ためのコツ
- よくある疑問(広さ・土づくり・畝の作り方・無農薬との付き合い方)への具体的な答え
そもそも家庭菜園とは?

家庭菜園は、一言でいえば「自分の家の畑や庭、ベランダなど、小さなスペースで野菜やハーブを育てる“ちいさな畑”」のことです。
農家のように大きな面積でガッツリ作るのではなく、家で食べる分+αを、自分のペースで楽しみながら育てるのが家庭菜園のスタイルです。
家庭菜園の魅力と始めるメリット4つ
金太郎が実際に家庭菜園を15年続けてきて感じた、家庭菜園の魅力と始めるメリットをご紹介します!
①採れたてをそのまま食べられる贅沢

スーパーに行けば一年中なんでも買える時代ですが、家庭菜園で採れた野菜は「その日その場で収穫して、すぐ食べられる」のが大きな違いです。特に、朝どりのトマトやトウモロコシ、土がついたままの抜きたてのニンジンは香りも味も段違いで、家庭菜園を始めたばかりの金太郎も「同じ野菜でもこんなに違うのか」と驚いていました!
家庭菜園では、自分で育てた野菜を収穫して畑でそのままかぶりついてもよし!キッチンに行ってすぐに料理に使ってもよし!この距離感は買ってきた野菜ではなかなか味わえません。
②スーパーではまず見かけない野菜・品種に挑戦できる

カラフルなニンジンや紫色のカリフラワー、おしゃれなイタリア野菜、ちょっと変わった香りのハーブなど、スーパーではあまり出回らない野菜も、種または苗さえ手に入れば自分の家庭菜園で育てられます!
家庭菜園で収穫したユニークな野菜を食卓に並べれば、家族や友達との話題にもなりますし、「次はどんな品種を育てようか」と、毎年の楽しみがどんどん増えていきますよ!
③家族・ご近所さんとのコミュニケーションや食育につながる
子どもと一緒に水やりをしたり、「これは何の野菜かな?」と話しながら観察したりする時間で、自然と家族との会話が増えます。自分で野菜を育てることで、「この野菜はこうやって育つんだ!」と成長過程を学ぶこともでき、食べ物への興味やありがたみを知るきっかけになります。
また、家庭菜園で食べきれないほどたくさん収穫できたら、ご近所さんにおすそ分けなんてこともできます!すると、今度はご近所さんの方から「野菜は順調に育ってる?」「うちのは暑さでヤられちゃった」などと気にかけてくれたりします(笑)。家庭菜園を通じて人と人との繋がりが広がるのも魅力の一つですね!
④心と体のリフレッシュになる
家庭菜園は「心と体のリフレッシュ」になるのも大きな魅力です!
大きな青空の下で土に触れ、体を思いっきり動かしながら野菜たちと向き合っていると、仕事や家事のあわただしさから頭が離れ、気分転換やストレス解消にもなります。
金太郎畑仕事が終わった後のビールは本当にうまい!
家庭菜園の始め方7ステップ
家庭菜園の具体的な始め方は以下のとおり。順番に詳しくご紹介していきます!
①栽培する場所(畑・庭・プランター)を決める
家庭菜園を始めるときは、まず「どこで育てるか」を最初に決める必要があります。以下は栽培する場所(畑・庭・プランター)別の特徴をまとめた表です。
| 項目 | 畑 | 庭 | プランター |
|---|---|---|---|
| 必要なスペース | 広め | 中くらい | 狭くても可(ベランダ一角など) |
| 向いている野菜 | 何でもOK! | 中〜小型の野菜 | 葉もの・ハーブ類など小〜中型野菜 |
| 土づくりの自由度 | 高い(堆肥・石灰などを本格的に投入しやすい) | そこそこ | 市販の培養土がメインで手軽 |
| 管理のしやすさ | やや大変(雑草・土寄せ・耕うんが必要)、家から畑が離れていることも | 中くらい(除草は必要) | 比較的ラク(雑草少ない) |
| 日当たりの確保しやすさ | 確保しやすいことが多い | 建物や塀の影の影響を受けやすい | ベランダの向きに左右されやすい |
| 水やりの負担 | 範囲が広く負担大きめ | 中くらい | 狭い範囲なので負担は小さめ |
| 初期投資 | スコップ・クワ・ホースなど道具がやや多い | 最低限の道具で対応しやすい | プランター・培養土・ジョウロ程度で始められる |
| 収量(とれる量) | 多い(家族分+おすそ分も狙える) | 中くらい | 少なめ〜中くらい(種類を楽しむイメージ) |
| 初心者へのハードル | やや高め(作業量・面積が大きい) | 中くらい | 低め(小さく試せる) |
この表をざっくりまとめると、「畑=本格派向け」「庭=ほどよく楽しむ」「プランター=手軽に楽しむ」というイメージです!
しっかり収量を狙いたい人や、畑仕事が好きで作業の時間もある人には「畑」が向いています。家族分+少しおすそ分が出るくらいまで育てることもできます。一方で、「そこまで広いスペースはいらないけれど、家のすぐそばで育てたい」「少しできれば十分」という人には、庭の一角を使った家庭菜園がおすすめ!家を出入りするついでに様子を見られるので、こまめな管理がしやすくなります。
プランター栽培は、「集合住宅だけど家庭菜園をやってみたい」「まずは小さく始めてみたい」という人にぴったり!市販の培養土とプランター、ジョウロがあればスタートでき、雑草もほとんど生えないので、管理の手間は畑や庭に比べてかなり少なく済みます。
迷ったときは、表の違いを参考にしながら、「自分の生活リズムで無理なく続けられる場所」からスタートしてみましょう!プランター数個や畝1本から小さく始めてみるのもアリです。
畑が無い人には市民農園という選択肢も
「畑は持ってないけど、本格的に畑で家庭菜園してみたい」「庭やプランターでは物足りなくなってきた」という方には市民農園がオススメ!畑を持っていなくても、区画ごとの小さな畑を借りることで、本格的な家庭菜園にチャレンジすることができます!
②家庭菜園に必要なものを揃える
| カテゴリー | 必要な道具 | 役割・ポイント |
|---|---|---|
| 土づくり | 鍬(くわ)、スコップ、移植ゴテ、レーキ | 土を耕す・ならす・穴を掘るなど、畑やプランターの土づくり全般に使う |
| 水やり用 | ジョウロ、ホース+散水ノズル | 広い畑ならホースがあると便利 |
| 日々の管理 | 支柱、ヒモ、ハサミ、防虫ネット、ピン、草取り用の鎌、作業用手袋 | 倒伏防止や誘引、害虫・風から野菜を守るために使う |
| プランター栽培 | プランター・鉢、培養土、鉢底ネット・鉢底石 | プランターは深さと幅に余裕があるものを選ぶ |
家庭菜園を始める前に、まず最低限必要なものを揃えていきます!
畑や庭で栽培する場合、まず用意したいのが鍬(クワ)・スコップ・レーキなど、土を耕したり均したりするための道具です。これに加えて、ジョウロかホース、作業用手袋、草取り用の鎌、支柱とヒモ(誘引用)があれば、基本的な作業は一通りこなせます!
実際には上の表以外にも必要なものが出てきますが、育てる野菜によっても変わっていきますので、順次揃えて行けばOKです。



いきなりプロ用の道具を一式揃える必要はない。小さく始めて、必要に応じて少しずつ買い足していくイメージでOK!
③育てる野菜を選ぶ
家庭菜園を長く楽しめるかどうかは、「最初にどんな野菜を選ぶか」でかなり変わってきます。
まず意識したいのは、「育てやすい」「よく食べる」の2つです。最初の1年目から難易度の高い野菜に挑戦するよりも、育てやすく馴染みのある野菜を選ぶのがオススメ!これらのポイントを踏まえ、家庭菜園初心者におすすめしたい野菜をまとめてみました!
| カテゴリー | 家庭菜園初心者向けおすすめ野菜 |
|---|---|
| 葉もの野菜 | 小松菜、水菜、チンゲンサイ |
| 根もの野菜 | ラディッシュ、大根、カブ |
| 実もの野菜 | ミニトマト、ピーマン、シシトウ |
| ハーブ類 | バジル、ルッコラ、ローズマリー |
葉もの野菜や根もの野菜は栽培期間が短く年中育てられるものがチャレンジしやすいです。一方、実もの野菜は栽培期間が長く難易度も上がりますが、ミニトマト・ピーマン類あたりは失敗しにくく、畑でもプランターでもチャレンジしやすいのでおすすめです!
④種まき・植えつけの1週間前までに土づくりをする


家庭菜園を始めるうえで、土づくりは「いちばん地味だけど、いちばん大事な作業」です。どんなに良い苗や種、肥料を用意しても、ガチガチの土では肥料も水もうまく吸い上げられず、病気や生育不良の原因になってしまいます。
野菜たちに伸び伸びと根を張ってもらうため、以下を目指して土づくりをしていきます!
- ふかふかで水はけ・水持ち・通気性が良い
- 肥料(チッソ・リン酸・カリなど)の量やバランス、pH(酸性かアルカリ性か)などが整っている
- 微生物たちがたくさんいる
では、どのように土づくりをしていけば良いのでしょうか?まず、全体を20〜30cmほどの深さまでしっかり耕し、「堆肥」「石灰」「肥料」をすき込みます。その後、畝を立てる範囲をヒモなどで囲い、その外側の土をすくい上げて内側に盛ります。最後にレーキなどで盛った土を均せばOK!畝の高さは10〜15cm程度のイメージです。



石灰や肥料の量などは、育てたい野菜によって変わる。それぞれの野菜の個別記事で詳しく解説しているので、チェックしてみて!
プランター栽培の土づくり
プランター栽培の場合は、基本的に「市販の野菜用培養土」を使えばOK!袋から出してそのまま使えるように配合されているので、初心者のうちは培養土をベースにし、排水を良くするために鉢底石を敷く程度で十分です。
何度か使った土は、日光消毒をしたり、専用の「古い土の再生材」を混ぜたりしてリフレッシュするか、思い切って新しい培養土に入れ替える、という考え方でおくと良いです。
同じプランターの土を何年も使い回すと、栄養バランスの偏りや病害虫のリスクが高くなるので注意しましょう!
⑤種まき・苗の植えつけをする
種まきと苗の植えつけは、いよいよ本格的に野菜づくりが始まっていくタイミングです!まず決めたいのが、「種から育てるか/苗から育てるか」です。
ホウレンソウ・小松菜などの葉もの野菜や大根・ニンジンなどの根もの野菜は基本、畑やプランターに直まきして育てます。一方でトマト・ナス・ピーマンなどの実もの野菜や葉もの野菜の中でも大きくなる野菜(キャベツ・ブロッコリーなど)は、種から育てるのは結構難しいので、初心者のうちは園芸店やホームセンターで苗を購入して始めた方が失敗が少なくオススメです。



種や苗はホームセンターや園芸店、ネット通販などで用意しよう!
種まきのポイント


- 深く埋め過ぎない
- 土をしっかり密着させる
タネの大きさの2~3倍くらいの深さを目安にまき、上から土をかぶせて、手のひらでしっかり押さえ土とタネを密着させます。この時、結構強めに密着させて大丈夫です。土と種の隙間を無くした方が乾きにくくなります。種まきが終わったら、土を崩さないように優しくたっぷり水をあげましょう!
苗の植えつけのポイント


- 植え穴に予めたっぷり水やりしておく
- 根鉢(ねばち)を適度にほぐす
- 株元をしっかり押さえて根鉢と畑(またはプランター)の土を密着させる
苗は水を求めて根を張っていくので、予め植え穴にたっぷり水やりしておくと下方向に根が伸びやすくなります。また最初から水分を吸収できてスムーズに成長を始められるので、活着しやすくなります。ポットから苗を出したら、根鉢を適度にほぐし、そのまま植え穴に入れ、周りの土を寄せて株元をキュッと押さえます。植えた直後にも、株の根元にたっぷり水をあげておきましょう!
家庭菜園に慣れてきたら、ぜひ”苗づくり”にチャレンジしてみましょう!ホームセンターや園芸店では売っていない品種も栽培できますし、苗を購入するより安く済みます。詳しく解説している記事があるので、こちらもぜひご覧ください!
⑥水やり・病害虫対策・追肥など日々の管理をする
家庭菜園では、「水やり・病害虫対策・追肥」といった日々の管理が、収穫までたどり着けるかどうかを大きく左右します。ここを丁寧に押さえておくと、多少の失敗があっても大きく崩れにくくなり、安定して野菜を育てやすくなります。



野菜たちは自らたくましく育つ。こちらが育てるのではなく、野菜が育ちやすい環境を少し整えてあげるイメージ。
水やり


まず水やりの基本は、「回数よりもメリハリ」です。
毎日少しずつパラパラかけるよりも、土の表面がしっかり乾いてからたっぷり水やりをした方が、根が深く張って丈夫に育ちますよ!プランターの場合は、底から水が流れ出るくらいまでたっぷりあげるのが基本です。
害虫対策
野菜を育てていると、呼んでもいないのに様々な害虫がやって来ます。これが厄介でもあり、乗り越えるのが楽しさでもあります!家庭菜園での害虫対策は、以下を組み合わせるのがおすすめ。
- そもそも害虫が出にくい環境をつくる(風通しを良くする・こまめな除草・連作しない)
- 防虫ネットを張る&テデトール(手で取る)
- 農薬を散布する
家庭菜園の害虫対策は「予防」を徹底するのが近道です。発生してから農薬やスプレーで「駆除」するよりも、そもそも害虫が発生しにくい環境を作っておくほうが手間も少なく失敗も減ります。
それに加えて、防虫ネットを張って害虫の侵入を物理的に防ぐとともに、見つけたら「テデトール(手で取る)」が農薬を使わない害虫対策の基本になります。
それでも防ぎきれない害虫には、農薬を散布するようにしましょう!
このような家庭菜園の害虫対策については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください!
病気対策
野菜を育てていると、様々な病気も発生します。家庭菜園での病気対策は、以下を組み合わせるのがおすすめ!
- そもそも病気が出にくい環境をつくる(良い土をつくる・病気に強い品種や苗を選ぶ・風通しを良くする・マルチで泥はねを防ぐ)
- 防虫ネットを張る(ウイルスを媒介するアブラムシをブロック)
- 太陽熱消毒(高温で病原菌の密度を下げる)
- 農薬を散布する(有機栽培でも使えるZボルドーがおすすめ)
先の害虫対策と同様、病気対策も「予防」を徹底するのが近道です。ひとたび病気が発生すると、それを抑え込むのは難しいので、そもそも病気が発生しにくい環境を作っておくほうが手間も少なく失敗も減ります。
それに加えて、防虫ネットを張ることでウイルスを媒介するアブラムシの侵入を物理的に防ぐ方法や、真夏の強い日差しを利用した太陽熱消毒で土を丸ごと高温にして病原菌の密度を抑え込む方法も効果的です。
ただ、これでも病気を防げない場面は必ず出てきますので、予防の”総仕上げ”として農薬も散布しておくと心強いです!
このような家庭菜園の病気対策については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください!
追肥


追肥も日々の管理の大事なポイントです!特に実もの野菜は栽培期間が長く、元肥が切れてしまうことがあります。生育の様子を見ながら、葉色が薄くなってきた・勢いが落ちてきたなどのサインに合わせて、株元から少し離した場所に少量ずつ化成肥料や有機肥料を追肥していきます(入れすぎると“肥料やけ”やつるボケの原因になるので、「ほどほど」を意識)。



どの野菜にどのくらい追肥すれば良いかについては、それぞれの野菜の個別記事で解説しているよ!
⑦収穫適期の”少し手前”から収穫し始めて長く楽しむ


野菜たちが収穫適期を迎えたら、順次収穫していきます!ここまで愛情込めて大切に育てた野菜たちを収穫してしまうのは名残惜しくちょっと気が引けますが…そこは割り切っていきましょう!
まず収穫のタイミングですが、「少し早めかな?」くらいから収穫し始めるのが家庭菜園ではおすすめ!店頭に並ぶ野菜より完熟させて楽しめるのが家庭菜園の魅力とはいえ、食べきれずに収穫が遅れるとスが入ったり固くなったり、虫や病気の被害も増えやすくなります。「おいしそう!」と感じたタイミングからどんどん収穫していきましょう!



食べきれずに収穫適期を逃すのは、家庭菜園あるある。
葉もの野菜や根もの野菜は基本、株ごと収穫していくスタイルになります。葉もの野菜は根元をハサミで切り取って収穫します。根もの野菜は葉の根元を持って思い切り引っこ抜きます!葉の部分も一緒に楽しめるのも、家庭菜園ならではですね。
実もの野菜は食べ頃になった実を摘み取っていきながら、株自体は残して長く楽しむ収穫スタイルになります。長く収穫するコツは「追肥と水やり」。野菜たちにとって、実をつけるのは大きなエネルギーを消費することです。そのままではエネルギーが切れてしまいますので、定期的に追肥と水やりをすることで長く収穫できますよ!
プランター・庭で家庭菜園を始めたい人向けのポイント4つ


プランターや庭から始める家庭菜園は、「小さく・気軽に・失敗を減らして」スタートできるのが最大のメリットです!ここでは、プランターや小さな庭向けに、押さえておきたいポイントをまとめておきます。
①プランターは「大きめ・深め」を選ぶ
プランター栽培で失敗しやすい原因の一つが、「小さすぎる容器」を選んでしまうことです。根を張るスペースが狭いと、水切れや栄養不足になりやすいので、ミニトマトやナスなどの実ものなら深さ30cm前後の大型プランター、葉物中心でも“少し余裕のあるサイズ”を選ぶと生育が安定しやすくなります。
また、土は基本的に「市販の野菜用培養土」を使うのがおすすめ!自分で配合しなくても、最初から野菜向けにバランスよく調整されているので、初めてのプランター栽培でも、手のかかる土づくりをする必要がありません。
②庭は「日当たりと動線」が最優先
庭で家庭菜園を始めるときは、「どこにスペースを切り取るか」がとても重要です。
1日を通してよく日が当たり、かつ家の出入りのついでに見に行ける場所を選ぶと、こまめな水やりや見回りがしやすくなり、結果的にトラブルも早く気づけます。最初は、花壇の一角や、1~2畝分だけを菜園スペースにするくらいの“小さなスタート”で十分です。
続けられそうだと感じたら、少しずつ面積を広げたり、プランターを足したりして、自分の生活リズムに合った規模に育てていきましょう!



日当たりの悪い場所にプランターを置くと、十分に光合成できず、うまく育たないので注意!
③プランター・庭共通のコツは「水やり動線」
プランターも庭も、「水やりが面倒にならない配置」にするのが長続きのコツです。特にプランターは土の量が少ない分、すぐ乾いてしまうので、どうしても水やりの回数が多くなるのです。
ホースが届く位置、水道からジョウロで2~3往復すれば全部に水が行き渡る位置など、自分の動き方をイメージしながら置き場所・畝位置を決めておくと、管理がぐっと楽になりますよ!
④防虫ネットやマルチで“ひと手間”かけると楽になる
プランター・庭での家庭菜園にも害虫はつきものです。「あとで何かあったら対策しよう」ではなく、「種まきや苗を植えつけた直後から速攻でガード」するくらいのイメージで防虫ネットを張ると、成功率がグッと上がります。
庭の場合は、雑草対策として黒マルチや防草シートを併用するのも有効!雑草取りの手間が減るだけでなく、土の乾燥や泥はねによる病気リスクも抑えられるので、「最初からちょっとした資材を使ってラクをする」くらいの感覚で準備しておくと、管理がかなり楽になります。
家庭菜園を無理なく続けるコツ3つ
家庭菜園は、「始めること」より「続けること」の方が難しいと言われることがあります。せっかく始めた家庭菜園!無理なく長く楽しむためのコツを、気持ちとやり方の両面からまとめておきます。
①小さく始めて、少しずつ広げる
最初の年から畝をたくさん作ったり、10種類も20種類も野菜を育てようとすると、どうしても管理が追いつかなくなりがちです。
まずは「野菜3〜5種類」や「畝1~2本」「プランター数個」くらいから小さく始めて、余裕慣れてきたら徐々に面積や種類を増やしていくと、負担感が少なく長続きしやすくなります!
②農薬に頼るところは頼ってみる


「家庭菜園だし農薬を使うのは…」と何となく無農薬で栽培する縛りをかけてしまうと、虫や病気で何度も失敗して心が折れてしまうことがあります。プロ農家が様々な農薬を使っても失敗するのに、家庭菜園を始めたばかりの方が無農薬で栽培するのは非常に難しいです。
基本は防虫ネットや不織布などの物理的な防除を軸にしつつ、「農薬に頼るところは頼ってみよう!」といった柔らかいスタンスにしておくと、精神的な負担がグッと軽くなり、結果的に家庭菜園を長く続けやすくなりますよ!



金太郎も最初は無農薬で栽培してたけど、農薬を使うようになってから野菜が順調に育つことが多くなって、より育てる楽しさを感じられるようになった!
③SNSで家庭菜園仲間を作って一緒に楽しむ
「家庭菜園は一人で黙々とやるもの」というイメージがあるかもしれませんが、SNSで同じ趣味の仲間とつながると、一気に楽しさが広がります!
XやInstagramなどで成長の様子や収穫の写真を投稿すれば、ほかの家庭菜園仲間から反応がもらえたり、「その品種どうですか?」「うちも今年それ育ててます!」といった会話が生まれ、モチベーション維持にも大きく役立ちます。
また、失敗したときやトラブルが起きたときも、「こんな症状が出たのですが、原因分かりますか?」と気軽に相談できる場があると、一人で悩まずに済みますよ!
自分のペースで発信しつつ、同じ地域や似た環境の人をフォローしておくと、栽培のヒントや新しい品種との出会いも増え、「次はこれを育ててみようかな」と家庭菜園を続けるきっかけにもなってくれます。
家庭菜園を始める時によくある質問4つ
最後に、家庭菜園を始める際によくある質問をご紹介します。家庭菜園初心者が気になる質問をまとめてみたので、ぜひ読んでみてください!
家庭菜園の始め方まとめ
ここまで、畑・庭・プランターの違いや、家庭菜園の始め方から収穫する方法まで、実際の栽培経験や写真を交えながら解説してきました。
- 家庭菜園は小さく始めて、少しずつ広げていけばOK!
- 「畑・庭・プランター」それぞれに合った始め方がある
- 土づくり・水やり・病害虫対策といった”地味な管理”が収穫に直結する
- 失敗はつきもの!結果を記録しながら次のシーズンに活かせばOK
- 完全無農薬にこだわり過ぎず、農薬に頼るのもアリ
家庭菜園は、「特別な人だけができる趣味」ではなく、畑でも庭でもプランターでも、どこでも誰でも色々な方法で始められます!
この記事で紹介したように、場所を決めて、最低限の道具と土づくりをして、育てたい野菜を選んで種まき・苗の植えつけをすれば、あとは野菜たちがたくましく育ってくれます。こちらは野菜が育ちやすい環境をちょっと整えてあげるの意識で良くて、「全部自分がお世話しなきゃ!」と付きっきりになる必要は無いです!
最初から完璧を目指す必要はありません。小さく始めて、失敗も含めて経験を重ねながら、自分だけの家庭菜園を作り上げていきましよう!
ぜひ本記事を参考に家庭菜園を始めてみましょう!




