イネニカとは?覆土で使うメリットや使い方を知って徒長しない苗を育てよう!

野菜づくりのコツ

家庭菜園で育苗をしていると、徒長に悩まされることがありますよね…。「苗の徒長対策はどうすれば良いの?」「徒長を防ぐ効果のある資材は?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?

そこでオススメなのが「イネニカ」です。イネニカを使うと、ガッチリとした頑丈な苗に育ってくれますよ!

本記事では、イネニカが徒長防止に効果的な理由や使い方について、家庭菜園初心者向けに分かりやすく解説します。

金太郎
金太郎

この記事は、以下のような人におすすめ!

  • 苗の徒長対策を知りたい
  • 徒長を防ぐ効果のある資材を探している

この記事を読んで、ガッチリ頑丈な苗を育てましょう!

イネニカとは?

イネニカ

イネニカは、ケイ酸カルシウムを主成分とする土壌改良剤です。

「イネニカ」という名前のとおり、水稲の倒伏防止に多く使われますが、野菜の苗づくり時に使うのもオススメですよ!

 



イネニカを覆土で使うメリット3つ

イネニカを育苗時の覆土として使うとどんなメリットがあるのでしょうか?順番に詳しくご紹介していきます。

①葉や茎を丈夫にする

イネニカを使ってガッチリ育った苗

イネニカは葉や茎を丈夫にしてくれます。

イネニカに含まれるケイ酸が吸収されると細胞壁が強化されるとともに厚みが増します。また、カルシウムも細胞膜を丈夫にする効果があり、葉や茎がしっかり締まって堅くなります。

その結果、徒長しにくく病害虫にも強い苗になってくれます。

②根張りを良くする

根張りの良い苗

イネニカを使うと根張りが良くなります。

①のとおり苗が丈夫になると葉や茎が直立し、光を受けやすい態勢をとります。すると光合成が促進され、根に供給される養分も増えます。また、イネニカは多孔質で小さい穴がたくさん開いているため、根への酸素供給が多くなります。さらに、カルシウムには根の生育を促進する働きがあります。

③夏場の発芽率が向上する

イネニカは白色

イネニカには温度上昇を抑え、発芽率を高める効果も期待できます。

イネニカの白色は光を反射するため、地温の上昇を抑える効果があります。夏場は暑すぎて地温を下げるのに大変苦労しますが、イネニカを使うと発芽適温に一歩近づき、使わないより発芽率が向上します!

金太郎
金太郎

夏場の育苗でもオススメ!

 



イネニカはどこで売ってる?

くま吉
くま吉

イネニカが良い資材なのは分かった!近所のホームセンターに置いてないんだけど、どこで売ってるの?

金太郎
金太郎

ネット通販で売ってるよ!

イネニカは皆さんの身の回りのホームセンター等では取り扱っていないことが多いので、ネット通販の利用がオススメ!

以下より購入いただけます

お試しサイズはこちら

「20kgも使えない」「まずは少量で試してみたい」という方は以下がオススメです。

金太郎
金太郎

750gはこちら!

金太郎
金太郎

1800gはこちら!

 



イネニカの使い方3ステップ

イネニカの使い方は以下のとおり。順番にご紹介していきます。

①育苗容器に種を蒔く

セルトレイへの種まき

育苗培土を入れた育苗容器に、育てたい野菜の種を蒔きます。

②覆土代わりにイネニカを撒く

覆土代わりにイネニカを撒く

覆土代わりにイネニカを撒きます。その後、しっかり鎮圧(しっかり押さえつける)してください。

③たっぷり水やりする

たっぷり水やりする

たっぷり水やりしたら完了です!

くま吉
くま吉

結局、覆土をイネニカに置き換えるだけで良いの?

金太郎
金太郎

そうだね。基本はいつも通り育苗を進めて、覆土の部分をイネニカにすればOK!

通常の苗の育て方・育苗方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

 



まとめ:イネニカでガッチリ頑丈な苗を育てよう!

ここまで、イネニカを覆土で使うメリットや使い方をご紹介しました。

まとめ

イネニカは、ケイ酸カルシウムを主成分とする土壌改良剤

イネニカを覆土で使うと「葉や茎が丈夫」になり徒長しにくくなる他、「根張りが良くなる」「夏場の発芽率が向上する」というメリットがある

使い方は種まき後の覆土を「イネニカ」に代えるだけでOK

「苗半作」ということわざがあるとおり、「苗の出来が良いと、半分は成功したも同然」です。逆に、苗の出来が悪いと半分は失敗したとも言えます。それほど苗づくりは重要なのです。

覆土をイネニカに代えるだけと言っても、わざわざ購入するのはちょっとハードルが高いかもしれません…。ですが、がっちり頑丈な苗をつくり、さらには家庭菜園を成功へと導いてくれる資材がイネニカです。

ぜひ本記事を参考に、イネニカを使って苗づくりを成功させましょう!

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