トウモロコシのアワノメイガ対策に!デナポンの使い方・撒き方を写真付きで解説

野菜づくりのコツ

トウモロコシ栽培の天敵と言えば、アワノメイガ。放っておくと茎や実を食い荒らされ、「アワノメイガ対策はどうすれば良いの?」「アワノメイガに効くおすすめの農薬は?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか…?

アワノメイガに効くおすすめな農薬は「デナポン」です!デナポンを使うと、大切なトウモロコシをアワノメイガから守ることができますよ!

そこで本記事では、デナポンの使い方について、家庭菜園初心者向けに分かりやすく解説します。

金太郎
金太郎

この記事は、以下のような人におすすめ!

  • トウモロコシのアワノメイガ対策に困っている
  • アワノメイガに効く農薬を知りたい
  • デナポンの使い方を知りたい
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デナポンとは

デナポン粒剤

「三明デナポン粒剤5」(以下、デナポン)は、トウモロコシ専用の殺虫剤です。粒剤で撒きやすく、トウモロコシの天敵であるアワノメイガを効果的に退治してくれます!

トウモロコシの育て方・栽培方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

 



アワノメイガ対策にデナポンをオススメする理由2つ

デナポンはアワノメイガ対策にオススメできる農薬です。その理由を順番に説明してきます!

①アワノメイガからの被害を効果的に防ぐことができる

アワノメイガのフン

トウモロコシ栽培で必ずと言っていいほど発生する害虫、アワノメイガ。

花粉に誘われてトウモロコシ内部に侵入し、茎を食い荒らします。そのまま放置しておくと実へ移動し、可食部であるトウモロコシの粒も食い荒らされます。

くま吉
くま吉

アワノメイガに侵入された実は、皮を剥くと中にフンがべったり溜まってて、食べる気を無くすんだよな…。

アワノメイガに効く農薬としておすすめなのが「デナポン」です!デナポンをトウモロコシの上から撒くと、有効成分によりアワノメイガを退治することができます。

②面倒な希釈不要!パラパラと撒くだけでOK!

デナポンは粒剤をパラパラと撒くだけ

デナポンは粒剤をパラパラと撒くだけで効果を発揮します!

一般的に水和剤などの農薬は、水で希釈して薬液を作るのが面倒だったりしますよね…。一方で、デナポンは粒剤をパラパラと撒くだけでOK!

面倒な希釈や噴霧は不要なので、家庭菜園でも簡単に使用することができますよ!

 



デナポンはどこで売ってる?

デナポンはネット通販や皆さんの身の回りのホームセンターで購入することができます。

デナポンには、200gタイプと1kgタイプの2種類あります。1株あたり1~1.5g撒くことになるので、多めに見積もっても栽培本数133本以内なら200gタイプ、134本以上なら1kgタイプを選ぶと良いと思います。

ネット通販の場合は、以下より購入いただけます!

200gタイプ

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金太郎
金太郎

栽培本数133本以内ならこちら!

1kgタイプ

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金太郎
金太郎

栽培本数134本以上ならこちら!

 



デナポンの使い方2ステップ

デナポンを散布するタイミングは2回あります。それぞれのタイミング別に使い方をご紹介していきます!

①雄穂が出始めたら1回目の散布

雄穂が出始めたトウモロコシ

1回目は雄花が出始めた頃に散布します。雄穂の頭が見えてきたな、くらいには撒き始めて構いません。

雄穂にデナポン粒剤をパラパラと撒く

1株あたり1〜1.5gが目安です。雄穂の上からパラパラと撒きましょう!

金太郎
金太郎

計量スプーンがあると便利だよ。

葉の付け根にも粒剤をかける

散布する際のコツは、「葉の付け根にも粒剤をかける」です。

気持ち上から散布し、雄花だけでなく下の葉の付け根にも粒剤がかかるようにしてください。あるいは、葉の付け根に直接粒剤を置いても構いません。

 



②雌穂が出始めたら2回目の散布

雌穂が出たら2回目の散布

雌穂が出てきたら、2回目の散布タイミングです!

2回目も、1株あたり1〜1.5gが目安です。雌穂の付け根やひげに粒剤がかかるよう、パラパラと散布してください。

 



デナポン使用上の注意点

ここまでデナポンをオススメする理由や使い方などを解説してきましたが、使用する上で知っておきたい注意点が2点あります。

①散布は収穫の21日前までに

三明ケミカル株式会社HP

製造元の三明ケミカル株式会社HPによると、デナポンの使用時期は「収穫21日前まで」と定められています。これは必ず守らなければなりません。

一方、トウモロコシは受粉してから収穫まで25~30日程度とされています。つまり、雌穂のヒゲ(絹糸)が出始めてから早めに2回目の散布を終わらせる必要があります。

中々難しいですが、雌穂のヒゲ(絹糸)が出始めそうな時期になったらトウモロコシを毎日観察し、散布タイミングを逃さないように注意しましょう!

金太郎
金太郎

もし散布タイミングが遅れてしまっても、散布した日をメモしておき、21日経ってから収穫すればOK!

②アワノメイガに侵入されてからでは遅い

アワノメイガに侵入された雄穂
アワノメイガに侵入された雄穂

アワノメイガに侵入されてからデナポンを散布するのでは遅いです。

茎の内部に侵入してから散布しても、薬剤はアワノメイガに届きにくく、効果は限定的となってしまいます。散布タイミングは非常に重要です。早め早めの防除を心がけましょう!

 



まとめ:デナポンでアワノメイガの被害を防ごう!

ここまで、トウモロコシ栽培でデナポンをオススメする理由や使い方、注意点などについてご紹介しました。

まとめ

デナポンは、トウモロコシ専用の殺虫剤

デナポンを使うと「雄穂や雌穂に粒剤を直接撒くだけ」で「アワノメイガを効果的に防ぐ」ことができ、家庭菜園でもオススメできる農薬

アワノメイガに侵入される前に!早め早めの散布を心がけよう

繰り返しになりますが、トウモロコシを栽培していると必ずと言っていいほどアワノメイガの被害に遭います。家庭菜園だし…と何も対策をしないと、奴らの思うままに食い荒らされてしまいます。

「家庭菜園だし…」ではなく、「家庭菜園だからこそ!」デナポンに頼るところは頼り、立派に育った採れたてのトウモロコシを皆さんで楽しんでください!

ぜひ本記事を参考に、デナポンを使ってトウモロコシ栽培を成功させましょう!

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