【イチゴの苗の作り方】ランナーから増やす方法と時期を写真付き解説!

イチゴ苗を育てる様子

家庭菜園で、「イチゴの苗って毎年買うと地味に高い…」「一度植えたイチゴを、自分で増やせないの?」と思っていませんか…?

じつはイチゴは、収穫のあとに伸びる「ランナー」から子株を育てれば、苗を買わずに毎年増やしていけます!コツさえ押さえれば初心者の方でもかんたんにできるので、ぜひ挑戦してみてください。

この記事では、これまで200種類以上の野菜を育ててきた金太郎が、イチゴの苗の作り方(ランナーからの育苗)を、時期・具体的な手順・失敗しないコツまで、実際の栽培経験をもとに家庭菜園初心者向けに解説します!

この記事で分かること
  • イチゴの苗をランナーから作る基本のしくみと時期
  • 親株選びから植え付け苗までの具体的な4ステップ
  • どの子株を使うか、失敗しないためのコツ
この記事の目次

イチゴの苗はランナーから作れる|作り方の基本

イチゴのランナー

まずは、イチゴの苗が増えるしくみを簡単に押さえておきましょう!

イチゴは、収穫が終わる初夏になると、株元から「ランナー(つる)」をどんどん伸ばします。このランナーの先に「子株」ができ、それを育てると新しい苗になります。親株1株から、条件がよければ10株以上も増やせるので、苗代がかからずとってもお得なんですよ!

子株は、親株に近い方から「太郎苗」「次郎苗」「三郎苗」…と呼ばれます。じつはこのどの子株を使うかが、苗作りの成否を分けるポイントなんですよね。くわしくは、このあとの手順や失敗例で紹介していきます!

金太郎

一度育てておけば毎年更新できるので、買うのは最初の1株だけでOKですよ!

 

イチゴの苗作りの時期はいつ?(中間地ベース)

イチゴの苗作りは、収穫が終わったあとからスタートします。中間地での大まかな時期・流れは、以下のとおりです。

  • 6月ごろ … 収穫終了。ランナーが伸び始める
  • 6~7月ごろ … 子株をポットで受けて根づかせる
  • 9月ごろ … ランナーを切り離して苗にする
  • 10~11月ごろ … できた苗を畑に植え付け

苗作りの時期は真夏と重なるので、水切れにはとくに注意しましょう。暑さがやわらぐ秋には、しっかりした苗に仕上がっていますよ!

イチゴの苗作りで準備するもの

  • 親株(たくさん実をつけた元気なイチゴの株)
  • ポリポット(直径10.5cm)
  • 育苗培土(市販の培養土でOK)
  • ランナーピン(U字ピン。曲げた針金でも代用可)
  • ハサミ

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イチゴの苗の作り方4ステップ

イチゴの苗の作り方は以下のとおり。順番に見ていきましょう!

①たくさん実をつけた株を親株として残す

親株として残すイチゴ

【作業時期:収穫後の6~7月頃】

収穫が終わったら、病気がなく、たくさん実をつけた元気な株を「親株」として残します。

弱っている株や、病気の出た株は親株に使わないようにしましょう。親株が病気を持っていると、そこからできる子株にも病気が受け継がれてしまうんですよね…。

②伸びてきたランナーの子株をポットに根づかせる

2番目以降の子株をポットに根づかせる様子
2番目以降の子株を使う
子株をランナーピンで固定する様子
ランナーピンで固定する

ランナーが伸びて先に子株ができてきたら、育苗培土を入れたポリポットを子株の下に置き、ランナーピンで軽く固定して根づかせます。親株に近い1番目の子株は病気を持っていることがあるので、2番目以降の子株を使うようにします。

金太郎

土が乾かないよう水やりしながら管理しよう。

 

③根づいたらランナーを切り離す

親株側のランナーをハサミで切り離す様子

ポット受けから1~2週間ほどで子株が発根します。しっかり根づいたら、親株側のランナーを2~3cm残して切り離します。

金太郎

親株側のランナーを少し長めに残しておくと、植え付けのときに「向き」の目印になって便利ですよ!

④秋まで育てて植え付ける

植え付け適期のイチゴ苗

切り離した子株を、涼しくなる秋までポットで育てて、しっかりした苗に仕上げます。そして10~11月ごろ、この苗を畑に植え付ければ完成です!翌春には、また甘い実を楽しめますよ。

植え付け以降のイチゴの育て方については、以下の記事で詳しく解説しています。

 

イチゴの苗作りで失敗しやすい原因と対策

ここまで作り方を紹介してきましたが、実際にやるとつまずきやすいポイントもあります。金太郎がとくに失敗しやすいと感じた2つを、対策とあわせて紹介します!

①親株に近い太郎苗を使って病気が出る

まず多いのが、親株に一番近い「太郎苗(1番目の子株)」を使ってしまい、あとから病気が出る失敗です。太郎苗は親株に近いぶん、病気を受け継ぎやすく、株も老化気味なんですよね…。

対策は、太郎苗は使わず、2番目・3番目以降の「次郎苗・三郎苗」を選ぶこと!金太郎も、もったいないからと太郎苗を使ったら、翌年に病気が出て株を弱らせてしまった経験があるので、今は次郎苗以降を使うようにしています。

②夏の水切れで子株が根づかない

苗作りは真夏の作業なので、ポットの土が乾いて水切れを起こし、子株がうまく根づかないことがあります。とくに小さなポットは乾きが早いので、うっかりすると一日でカラカラになってしまうんですよね…。

対策は、やや大きめの直径10.5cmのポリポットを使うこと(乾きにくくなる)、根づいたら早めに切り離して半日陰の涼しい場所で管理すること!

金太郎

もちろん、こまめな水やりも忘れずに!

 

まとめ:イチゴの苗の作り方のポイント

ここまで、イチゴの苗の作り方について、時期や手順、失敗しないコツを紹介してきました!

イチゴの苗の作り方のポイント
  • 収穫後にランナーから子株を育てれば、苗を買わずに増やせる
  • 6~7月にポット受け→9月に切り離し→10~11月に植え付ける
  • 太郎苗は避け、次郎苗・三郎苗を使うのが失敗しないコツ

イチゴは一度育てれば、毎年ランナーから苗を更新していけます!苗代もかからず、愛着もわくので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

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